お部屋の片付けあなたはうまく片付けていますか?
リビングにキッチン、どこから手を付ければいいのか迷いますね。
私は片付けが苦手なので、お部屋の中は物であふれかえっています。
ここでは片付けコンサルタントである近藤麻理恵さん、通称こんまりさんの片付けの順番を紹介しています。
こんまり流の収納術を理解し、順番を守ればあなたのお部屋はいつもきれいになりますよ。
片付けのとき、残したい物にときめくかどうかの気持ちと処分するとき、物への感謝の気持ちが大事になります。
こんまりさんの片付け方はとても簡単なのです。だから順番も覚えやすいです。
こんまりさんのお部屋の片付けの順番を覚えてスッキリしたお部屋にしましょう。
こんまり流片付けの順番はまず衣類から

こんまり流の片付けは順番があります。まずはその順番を伝えますね。
・衣類 ⇒ ・本 ⇒ ・書類 ⇒ ・小物類 ⇒ ・思い出の品
なぜ思い出の品が最後になってるかというと、片付けのときにどうしても見入ってしまうからなのです。
そうなってしまうと片付かないですよね。だから思い出の品は最後なのです。
こんまり流の片付けにはもうひとつ順番があります。最初は捨てる、全て捨て終わったら次に収納です。
ものを捨てる前に下の三つのことを思いましょう。
・理想の暮らしを想像する
・片付けようと思ったきっかけを思い出す
・なぜそんな暮らしがしたいか考える
それでは最初に衣類の片付けから始めていきます。
家にある全ての衣類を床に一か所に山のように積み上げましょう。
なぜ山のように積み上げるのかというと「これだけあったのか」と自覚するためです。
あなたも片付け実行して山のような衣類に「こんなにあったの?!」ってびっくりしていませんか?
もし全部だすのは無理という場合はカテゴリー別でも大丈夫です。その場合でもこんまり流の片付けの順番がありますので紹介します。
①トップス |
②ボトムス |
③ハンガーにかける服(コート、ワンピースなど) |
④くつ下類 |
⑤下着類 |
⑥パジャマ類 |
⑦バッグ |
⑧服小物(マフラー、手袋など) |
⑨イベント服(水着など) |
⑩くつ |
積み上げましたら手にとって触れてみてください。そのとき捨てるものを選ぶのではなく、残すものを選ぶのです。
手にとって触れてときめきを感じたらそれは残すものということになります。ときめきを感じなかったら捨てるものと判断します。

ときめきってどんな気持ちなのかしら?わからないわ
そういうときは「大好き」と思えるものから選びましょう。「好き」という感覚がときめきなのです。
捨てるときは必ず感謝の気持ちを込めて言葉にして伝えてください。
今まで本当にありがとうと優しくいいましょう。
残すものが決まったらもの別にきちんと収納しましょう。
服の次は本ですが、本は後ほど紹介するので、ここではこんまり流の書類の片付けを紹介しますね。
書類も衣類と同じように一か所に集めて必要なものだけを残します。
・今使っている書類
・しばらくは必要な書類
・ずっと取っておく書類
以上の三点に当てはまる書類だけを残しましょう。収納するときはクリアファイルがおすすめです。
小物はバラバラに収納しないでカテゴリー別に収納するのがポイントです。
つまりペンならペンで、ハサミならハサミで一か所にまとめて収納するのです。
残すときのときめきと捨てるときの感謝の気持ちが大事ですね。
こんまり流片付けでのキッチンはひと拭きだけ!

こんまり流片付けできれいになったキッチンはとてもスッキリしています。

キッチンがスッキリしてるの? 料理するときに調味料とかだすの?
ものが出ているとかえって掃除がしにくくないですか?
こんまり流の片付けはコンロ周りに調味料を収納するなど料理にも考えた収納なのです。
こんまり流キッチンの片付け方法は、お料理するのが楽しくなるキッチンを想像して片付けるのです。
下の順番通りにキッチンの片付けをしていきましょう。
- 理想のキッチンを考える
- カテゴリーごとに片付ける
- 収納する
まず①の「理想のキッチンを考える」ですが、自分が理想のキッチンでどのように過ごしたいかを想像していきます。
例えばお菓子作りをたくさんしたいとか、いろいろな料理にも挑戦したいとかありますよね。
理想のキッチンがイメージできたら片付けスタートです。
②のカテゴリーとは「作る道具」「食べる道具」「食べ物」のことです。
作る道具 | お鍋、フライパン、おたまなどの調理器具 |
食べる道具 | お皿、コップ、カトラリーなど |
食べ物 | 食材、調味料 |
水筒やお弁当箱、お菓子作りの道具、イベントグッズは「その他」になります。
やり方は衣類のときと同じで、それぞれのカテゴリーのものを収納しているところから全部出して一か所に集めます。
ひとつひとつ手にとって触れて、自分が使いたいと思うもの(ときめくもの)を残します。
また最初にイメージした理想のキッチンにあってほしいと思うものも残していきます。
片付けが終わりましたら次は収納です。いくつか収納のポイントがあるので紹介します。
- シンク下、コンロ下は空間が広いのでここから収納を考える
- シンク下は水を扱うところでもあり、他のところより湿気があるので、湿気に弱いもの(粉ものなど)は置かない
ボックスやトレーなどを利用して、すべてのものに定位置を作るのです。
大切なのは掃除しやすさ、できるだけ表にものを置かないことを心がけることで掃除しやすく、いつもきれいなキッチンを保つことができます。
水周り、コンロ周りにものを置かないことはもちろん、かける収納、おく収納は間違いであること覚えておいてくださいね。
こんまり流のキッチンの片付けは下の収納箇所を三ヶ所にしますので、どのように収納するか考えておきましょう。
- シンク下(調理器具を収納・鍋、フライパン、まな板、包丁など)
- コンロ下(調味料や食品を収納・調味料、乾物、食材など)
- その他の場所(食器、タッパー、ラップ類、ビニール袋など)
こんまり流の片付けは、キッチンの使いやすさは収納法ではなく、掃除のしやすさを優先しています。
なのでキッチンの掃除のしやすさを考えると、シンクの中には何もものがないことです。
それとワークスペース(作業台)にも何も置かない、これが理想のキッチンです。
何もものがないキッチンなんてまるでモデルハウスのキッチンのようですね。
こんまり流片付けで本もスッキリと収納

本がどんどんたまっていくなんてことありませんか?
たまってしまった本も、こんまり流片付けでいるものといらないものとに分けてしまいましょう。
こんまり流片付けでは本棚から全て出すことで寝ている状態を起こしてあげるんだそうです。
本が寝ているなんて正直「えっ?!」て思いました。でも考えてみると本棚にしまいっぱなしだとそう感じますね。
本棚から出した本は衣類のときのように一か所に集めます。そのとき本はカテゴリー別に分けましょう。
①一般書籍 | (小説、ビジネス書など) |
②実用書 | (レシピ本、参考書など) |
③観賞用 | (写真集など) |
④雑誌 | |
⑤まんが(あれば) |
準備が整ったら選別しましょう。このときはこんまり流片付けでは必ず中身を見ないことだそうです。
何故かというと判断が鈍るので、中身は見ないでときめきを感じる本だけを残していきます。
ときめきがわからないときは少しだけ(10秒ほど)めくってみましょう。
まだ読んでいない本は「読み時」を逃している本です。これからも読むことはないので残しても意味はありません。
いつか読もうって思って残してもその「いつか」は永遠にやってきませんよ。

本棚からの選別ではダメなの?
こんまり流片付けでは本棚に収まったままの状態だと、ときめくかどうかで本を選別するのが難しくなります。
本に限らず衣類でも小物でも収納されたままのものたちは「寝ている状態」に近いのです。
本を手放すことにより新たな情報も入ってくるようになりますよ。
本を整理するメリットに、本棚がスッキリすると同時に、頭の中の思考も整理されます。それにより新しい情報も入ってくることができます。
どうしても手放せない場合は、特に印象に残ったところをスマホやパソコンに書き留めて、心置きなく手放すのも方法のひとつです。
それと雑誌類を残さないコツはザっと読んですぐ処分することです。
購入した本はその日のうちに読んでしまいましょう。読むのを途中でやめるということは自分に合わなかった本ということになります。
私もよく書店で「この本どうしようかなぁ」と迷うことありますけど、購入しないでよかったと思っています。
迷ったということは言い換えれば私に必要ない本てことですよね。
迷ったら購入しない、この気持ち大事にしていきたいですね。
まとめ

- こんまり流の片付けには衣類から始めて本、書類と順番があった
- こんまり流の片付けはときめきが大事
- ものを捨てるときは感謝の言葉を必ず伝える
- こんまり流のキッチンの片付けはものを置かず収納すること
- ものを収納したままにすると「寝ている」状態になるので必ずおこす
- 本の「いつか読む」の「いつか」は永遠にやってこない
片付けはどこからでもいいと思っていましたけど違ってたんですね。
順番なんてあるの?とかどこからでもいいんでしょ?なんて思っていたのも間違いでした。
こんまり流片付けの順番をしっかりと守れば部屋がスッキリするんですね。
あなたのお部屋もこんまり流片付けの順番を守ってきれいでスッキリしたお部屋にしましょう。
お部屋がきれいになれば気持ちもきっときれいになりますよ。
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