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バナナの冷蔵保存は新聞紙がポイント!おすすめの方法を紹介!

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バナナは15年連続、国内で最もよく食べられている果物なんです!

日本では1年中お店で売られていますが、実は99.9%以上がフィリピン・エクアドル・メキシコなどから輸入されたもの。

バナナは常温で保存すると夏場では2~3日しか持ちませんが、お手頃価格なものが多いので、ついつい買いすぎてしまって保存に困った!!なんて経験はありませんか?

でも、新聞紙を使って保存すると長持ちさせることができちゃうんです!

その方法はというと、ズバリ「新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室に入れる!」ことです。

それでは、新聞紙を使ったバナナの冷蔵保存から常温・冷凍の保存方法までを具体的に見ていきましょう♪

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バナナの冷蔵保存なら新聞紙に包んで野菜室がおすすめ

バナナを冷蔵庫に入れると皮が真っ黒になっちゃうんじゃないの?

たしかに冷蔵庫にバナナをそのまま入れたら低温障害で皮が真っ黒になってしまいます。

輸入されているバナナはもともと熱帯〜亜熱帯の地域でできたフルーツなので、保存の適温は15〜20度。

そんなバナナたちが13度以下の冷蔵庫に入ると寒さに耐えきれずに皮の細胞が壊れてしまいます。

そのため、酵素の働きが活性化して、抗酸化物質であるポリフェノールが生成され皮が黒くなってしまうというわけです。

しかし、新聞紙とビニール袋を使って野菜室で冷蔵保存をすれば皮の変色も防いで平均で10〜15日くらい長持ちさせることができちゃうんです!

冷蔵保存をする場合の手順

  1. 好みの状態に熟したバナナを1本ずつにする
  2. 1本ずつ新聞紙に包み、ビニール袋に入れる
  3. 冷蔵庫の野菜室に入れる

では、新聞紙とビニール袋を使ってバナナを冷蔵保存する手順を詳しく解説していきますね。

①好みの状態に熟したバナナを1本ずつにする

バナナは13度以下になるとエチレンガスの発生が抑えられ、追熟がほぼ止まります。

熟す前のまだ青みが残っている状態で売られていることもあります。

なので、買ってきてすぐに冷蔵庫に入れてしまうのではなく、好みの状態に熟すのを待ってから入れるようにしましょう。

ちなみに皮の表面に「シュガースポット」と呼ばれる茶色い斑点がでてきたら甘く熟している証拠なんですが、私は硬めの方が好きなので少し手前で入れています。

ところでエチレンガスって何?

バナナは気温が高くなると呼吸が活発になり、追熟を促す植物ホルモンの一種であるエチレンガスを発生させます。

黄色く熟した状態で収穫されて店頭に並ぶ、と思っているかもしれませんが輸入されるときは硬くて未熟なオールグリーンと呼ばれる「青バナナ」の状態です。

青バナナは専用の保管場所でエチレンガスによって追熟を促し、「グリーンチップ」とよばれる両端だけ青みがかっている状態になってから店頭に並びます。

このようにエチレンガスは果物が成熟していく過程でとても重要な役割を果たしているのですが、食べ頃を迎えても適温の環境下ではその発生は止まりません。

つまりエチレンガスの発生を抑えることで追熟をコントロールできるのです。

②1本ずつ新聞紙に包み、ビニール袋に入れる

13度以下でのエチレンガスの発生は100%止まったわけではなく、周囲にもその影響を与える可能性があります。

そのため、新聞紙で包む際はできれば1本ずつにしてからビニール袋で密封するのがおすすめ。

新聞紙を使うことで程よく湿度が保たれ、直接冷気があたるのを防げます。さらに、ビニールの中にこもった湿気も吸い取ってくれます。

房のまま包んで保存すると、バナナ同士が当たったり重さが一点に集中したりして、傷みが進んでしまう可能性もあるので少し手間ですがぜひ1本ずつにしてみて下さい。

ちなみに新聞紙が無ければ、広告の紙や荷物の緩衝材として入っていた紙などでも構いません。

③冷蔵庫の野菜室に入れる

冷蔵室内は平均0度〜6度、野菜室は平均3度〜9度くらいなんですが、野菜室は冷蔵室よりも密閉構造で湿度を保てるため、乾燥も防ぐことができます。

湿気がこもるとカビ発生の原因にもなりますので、長期保存をする場合は4〜5日おきにビニール袋を開けて湿気を取ることをおすすめします。

皮が真っ黒になってしまったバナナはもう諦めて捨てるしかない?

答えは、真っ黒になったバナナの皮をむいてみないと分かりません。

皮が黒いのは低温障害のせいで、追熟はほぼ抑えられています。

もうダメかな?と思っても捨てる前には必ず皮をむいて中身のチェックをしてみて下さい。

中身の色が変色していなければ普通に食べて大丈夫です。

ただし、以下の場合は食べ頃をとっくに過ぎ、捨てるしかない状態かもしれませんのでご注意下さい。

  • 房や軸に白いカビが生えている(少しだけだったらその部分だけ切って食べても良いです)
  • 中の果肉も黒くなっている
  • 皮がむけないほど柔らかく、腐ったような異臭がする
  • 食べた時に苦味や酸味がある

ちなみに冷蔵保存したバナナを食べるときは、でんぷん質が固まっていて甘みをあんまり感じられないことがあるので、しばらく常温においてから食べるのがおすすめです。

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バナナの保存は常温だと数日!置き方と場所がポイント

バナナの冷蔵保存は長期保存に向いている方法でしたが、数日で食べきれるなら常温保存がおすすめです。

時期にもよりますが常温の場合、夏では2〜3日、冬では7〜10日の保存ができます。

スーパーでも常温で売られているように、本来バナナの保存に適した温度は15~20度です。

エチレンガスは発生し続けていますので、買ってきたらまずは袋から取り出してください。

常温保存のポイントはバナナの置き方と置き場所にあります。

一番おすすめなのはバナナハンガーにひっかけておくことなんですが、持っていなければ山型にしておくことだけでも設置面積を減らすことができます。

そして、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置くようにしてください。

冷蔵保存の時と同じく、バナナ同士が当たったり、重さが一か所に集中したりして傷むのが早くなってしまうのを防ぐためです。

バナナを冷凍保存すると栄養がアップするってホント!?

バナナは冷凍すると栄養は減ったりしないの?

バナナは冷凍保存しても栄養が損なわれたりはしないんです。

バナナを冷凍保存することでポリフェノールという栄養成分が倍増すると言われています。

抗酸化作用で細胞の老化を抑えたり、腸内環境を改善し、免疫力を高めてくれたりとアンチエイジング効果が期待できちゃうんです!

バナナはもともと栄養がたっぷりで、ビタミンB1・B2・B6、C、カリウム、マグネシウムなどがたくさん含まれています。

さらに不溶性食物繊維も豊富で、便秘予防や改善にも効果的なフルーツです。

食物繊維が豊富→老廃物を排出→代謝UP→ダイエットにも繋がります。また美肌効果も高くなります。

中でもポリフェノールという成分に関しては、冷凍保存すると倍増するという研究結果がイギリスのチェスター大学で出されています。

ポリフェノールには体内の活性酸素を取り除いてくれる働きがあります。

このポリフェノールは熟すほど多くなるので、冷蔵保存の時と同様、シュガースポットが出るくらいまで熟してから冷凍保存するのがおすすめです。

それではバナナの冷凍保存の方法を3つ紹介します。

皮付きのままでも冷凍できますが、今回は使いやすい皮をむいておくバージョンにしたいと思います。

  1. 皮をむいたバナナをスライスしてジップロックに並べて入れて冷凍
  2. 皮をむいたバナナをそのまま冷凍
  3. 皮をむいたバナナをジップロックに入れて、手のひらでつぶしてから冷凍

この冷凍保存では1か月ほど持ちますので、まとめ買いしても安心です。

食べきれず、腐らせてしまう前にぜひ冷凍保存を試してみてください。

まとめ

  • バナナの保存は15~20度が適温であり、新聞紙とビニール袋を使って野菜室で冷蔵保存をすれば平均10~15日長持ちする
  • バナナを冷蔵保存する場合は、買ってきてすぐではなく、好みの状態に熟すのを待ってから新聞紙とビニール袋に包んで冷蔵庫に入れる
  • 新聞紙を使うことでビニール袋の中にこもった湿気を吸い取り、程よく湿度が保たれ、直接冷気があたるのを防げる
  • 常温保存の場合、買ってきたらまず袋から取り出し、エチレンガスの発生を抑えることで追熟をコントロールできる
  • 常温保存するときはハンガーに吊るしたり、山型にしたりして風通しの良い場所に置く
  • バナナは冷凍保存しても栄養は損なわれず、ポリフェノールが倍増し、1か月ほど保存が可能
  • ポリフェノールには体内の活性酸素を取り除いてくれる働きがある

バナナは食べきれないと思ったら腐らせてしまう前にぜひ冷蔵保存、または冷凍保存を活用してみてください。

店頭で美味しそうなバナナを見かけた際は、栄養たっぷりで保存も可能なので毎日食べて身体の中からキレイになりましょう♪

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