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足の小指のねじれの原因は間違った靴選び!内反小趾や寝指とは?

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突然ですが、あなたの足の小指の爪、どちらを向いてますか? 

小指の爪は上を向いてますか? 斜めにねじれて外側を向いてませんか? 

足の小指のねじれは間違った靴選びによる足裏の筋肉機能の低下が原因にあります。 

足の小指がくの字に曲がった状態を「内反小趾(ないはんしょうし)」といいます。 

また小指が斜めにねじれたり、横向きで寝ていたりすれば「寝指(ねゆび)」です。 

足の小指のねじれは痛みを伴うことが少なく見過ごされやすいため、早めに察知することが重要です。 

私も普段、足の小指の機能なんて気にしてなかったですが、身体のバランスを保つ重要な役割をしていることを知りました。 

この記事では足の小指のねじれの原因と足指のゆがみから生じる問題、セルフチェックや予防策を紹介します。

 

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足の小指のねじれと変形から生じる問題と原因を解説

あなたの姿勢の崩れや身体の不調は、もしかしたら足の小指のねじれから起こっているかもしれません。 

足は身体を支える土台です。足指が変形していれば、土台が傾いていると言っても過言ではありません。 

小指が靴の先で圧迫されてしまい、徐々に内側に曲がっていくと内反小趾になります。 

内反小趾は足の小指(小趾)が親指側にくの字に曲がり、小指のつけ根の骨が飛び出した状態のことをいいます。 

そして、曲がった角度が10度以上を軽度、20度以上を中等度、30度を超えると重度と診断されます。 

痛みを伴うことが少ないため見過ごされやすいですが、外反母趾(がいはんぼし)よりも多く見られる足指の変形なんです。 

また、中等度以上の内反小趾は寝指を併発していることが少なくありません。 

寝指の症状は、足の小指が曲がるだけでなく、ねじれて小指の爪が外側を向いています。 

足の小指は骨が小さいため、影響を受けやすく変形し内反小趾や寝指になると考えられるのです。 

足の小指が曲がったりねじれたりすることで生じる問題は7つあります。 

  • 小指のつけ根が腫れる、赤くなる 
  • 魚の目やタコができやすい 
  • 膝痛や腰痛、肩こり
  • O脚やガニ股
  • 身体のバランスが崩れる
  • 歩行や姿勢に影響が出る
  • 足が冷える

足指がゆがんで上手く踏ん張れないと、身体の重心のかけ方が悪くなります。 

そのため、身体の左右のバランスが崩れ、膝が外側に開き、O脚やガニ股になってしまいます。 

また、内反小趾や寝指はかかと周辺の骨格が崩れているケースが多く、身体のバランスの崩れが歩行や姿勢に影響を及ぼします。 

そして、膝痛や腰痛、肩こりなどの症状も引き起こす可能性があるのです。 

足の小指がゆがむことによって、こんなにもたくさん影響してしまうのは怖いですよね。 

足指の変形の原因は間違った靴選びによる筋力低下

サイズの合わない靴を履き続けていたり、ハイヒールを常用したりしていませんか?

足の小指のねじれの主な原因として、足に合わない靴を履き続けることにより足裏の筋力低下が考えられます。 

特に女性の場合、高いヒールを履き続けることで歩行バランスが崩れて足が平らに広がり、結果として小指がねじれる事例が少なくありません。 

その他にも、履き口の大きいパンプスやサイズが大きめの靴、足が固定されにくい長靴なども原因になりやすいです。 

いずれも理由は、靴が脱げないように足指にギュッと力が入り、一番筋力の弱い小指に負担がかかるためです。 

内反小趾や外反母趾は女性がなりやすいイメージが多いかもしれませんが、実は男性もなってしまう傾向があるんです。 

例えば、靴の先が細めに作られているビジネス靴は、足指が窮屈になることが原因で小指がねじれてしまうことに繋がります。 

日常的に筒状の靴下やストッキングを着用している場合や安全靴、登山靴などのアッパー(足の甲の周り)が硬い靴を履いている場合なども注意が必要です。 

内反小趾や寝指になりやすい足の特徴は扁平足と開張足

足の小指の歪みやねじれは生まれつきということは少なく、後天的に変形していきます。 

内反小趾や寝指になりやすい足の特徴として扁平足(へんぺいそく)、開帳足(かいちょうそく)があげられます。 

扁平足とは、体重がかかっている時に、土踏まずが潰れて足が平らに広がった状態をいいます。 

一方、開張足は体重がかかると、足のつま先全体が広がって足底の横アーチが崩れてしまった状態です。 

足幅が広く、つま先がスクエアトゥ(四角)の場合、先が細いパンプスや靴を履くと、内反小趾や寝指になる可能性が高いです。 

また、足首が外側に傾いている場合は、歩いている時に無意識に足を外側にひねる動作をとりがちです。 

そのため、その状態で歩き続けると、靴の外側に小指があたり痛みがでたり、ねじれたりすることにつながりやすいんです。 

特に小指が変形したりねじれたりする内反小趾や寝指になりやすいケースは以下です。 

  1. 開張足の度合いがひどく、小指のつけ根を上下に動かした時にたくさん動いてしまう足
  2. O脚や内股など、下半身の骨格配列に異常がある場合

私は昔から O脚で悩んでいるので、2のケースに当てはまります。あなたは当てはまりませんでしたか?

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足の小指のねじれは簡単セルフチェックで早期発見を!

小指のねじれが見過ごされる理由の一つに、つけ根の膨らみによって、正常な小指でも親指側に傾いて見えやすいことがあげられます。 

まずは、あなたの足の小指がねじれて変形していないかどうか、チェックしてみましょう。 

早めに内反小趾や寝指に気づけば、治療や改善に取り組みやすくなりますよ。 

それでは、素足になって足や小指、その周辺をよく観察してみましょう。 

小指の状態をチェックしてみて、以下のような症状がありませんか? 

  • 小指が親指側にねじれ、曲がっている
  • 小指のつけ根が外側に突き出ている 

次に、足指全体の状態をセルフチェックしてみましょう。 

素足になり、手を使わずに足指をグー・パーと動かしてください。 

動かせる範囲が少ない、または動かない指がある場合は足指の力が落ちている状態です。 

足指のほとんどが動かないなら、足がむくんでいたり歩き方が変わっていたりする可能性があります。 

このような場合は、膝に負担がかかり転倒しやすくなるため、早めの改善を目指しましょうね。

足の小指のねじれは寝指かも?!痛み改善と予防策を紹介

内反小趾や寝指が悪化すると、強い痛みを伴い歩行が辛く感じることがあります。 

ここでは、小指のねじれで痛みが出た場合の改善方法と予防策についてご紹介します。 

小指のねじれで痛みが強い時はサポーターで緩和しよう 

小指のねじれで痛みが出る場合は、以下の方法を試してみてください。 

  • 足の小指の赤く腫れた部分を冷やす
  • 痛みのある部分に内反小趾用パッドをあてる
  • ヒールのない、かかとの低い靴を履く
  • インソールを入れ、クッション性がある靴を履く
  • 足の小指のつけ根周辺を手指でマッサージする
  • サポーターやテーピングを使って、ねじれや歪みの変形を調整する

内反小趾や寝指の痛みが強い場合や症状が辛いときは、サポーターを使って痛みを緩和することをおすすめします。 

内反小趾用サポーターは症状の予防や緩和には効果的なアイテムと言えます。 

小指と薬指をしっかり広げる補正力が高いタイプがより効果を期待できるためおすすめです。 

内反小趾や寝指と外反母趾は併発する症例が多く見られます。 

ただし、内反小趾用サポーターはあくまでも症状の進行を妨げる目的で使用します。 

直接的な改善には繋がりませんので、歩行に支障をきたすほど痛みが強い場合は、早めに病院を受診するようにしましょう。 

小指のねじれで痛みが出る前にやっておきたい予防策 

内反小趾や寝指の痛みが出る前になるべく早く予防や対策をとっておきたいところですよね。 

具体的な予防策としては、正しい靴選びと足指ストレッチがあります。 

<正しい靴選び> 

靴を履かない、歩かないという日はほとんどないくらい、足と健康は密着しています。 

正しい靴の選び方を知ることで、身体全体の健康維持を期待することができますよ。 

靴の選び方の一番のポイントは足を地面から保護しつつ、足指の機能を妨げないことです。 

また、靴の履き方も重要です。靴紐をきっちり結び、足首を固定するだけで膝痛がよくなったという例もあるほどです。 

スニーカーの場合だと靴紐がついていて、かかとが硬く、クッション性があるものがおすすめです。

スニーカーのサイズ選びは中敷きをとり出して、立った状態で行うようにしましょう。 

大人の場合は足の長さ+1cm、未就学児の場合は足の長さ+0.5cmが理想です。 

特に子供の足の成長は早いため、最低でも半年に1度はサイズ測定するといいですね。 

耐久性の面からみても、半年を目処に買い替えをおすすめします。 

<足指ストレッチ> 

足指の歪みを予防するためにも、足指ストレッチをしましょう。 

このストレッチはすでにねじれてしまった小指にも効果が見込めますよ。 

凝り固まった足指の筋肉を丁寧に伸ばすことで、症状の改善も期待できます。 

  1. 足指の間に手の指を入れる
  2. 10秒間ずつ足指を前に倒したり、ぐっと反らせたり前後に動かす
  3. 足首を大きく回す 

このストレッチを毎日10セット行い、靴の中で固定された足指に刺激を与えるといいですよ。 

滞っていた血液の巡りが改善され、老廃物を流しやすくし、足のむくみも解消できます。 

子供の足の成長にも、足指の筋力増加による転倒防止にも、このストレッチは有効です。 

まとめ

  • 内反小趾は足の小指が親指側にくの字に曲がり、寝指はねじれて小指の爪が外側を向く 
  • 足の小指がねじれたり曲がったりすることで身体のバランスが崩れ、不調につながる
  • 足の小指のねじれの主な原因は足に合わない靴を履き続けることによる足裏の筋力低下 
  • 内反小趾や寝指になりやすい足の特徴は扁平足と開張足
  • 足の小指や足指のセルフチェックをすることで治療や改善に取り組みやすくなる
  • 足の小指のねじれに強い痛みが出る場合は内反小趾用のサポーターを使って痛みを緩和するのがおすすめ 
  • 内反小趾や寝指の痛みが出る前の予防策として正しい靴選びと足指ストレッチがある

身体を支える土台となる足。まずは、靴の選び方を見直してほしいと思います。 

セルフチェックや足指ストレッチもしてみてくださいね。 

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