着る毛布はあたたかくてふわふわで着ているだけで幸せ!毎日着ているけど、どれくらいの頻度で洗ったらいいのだろう?
清潔さを保ちながら使用するために、着る毛布を洗濯する頻度は1週間に1回がおすすめです。
保温性が高く、軽くて使い勝手の良い着る毛布は冬の寒さを乗り切るために欠かせないものですよね。
そんな便利な着る毛布、実は家の中で使っているからこそ汚れやすいアイテムなのです。
着る毛布が汚れた状態で使用し続けると、臭いや虫食いの原因になってしまいます。
正しい頻度で洗濯をすることで、着る毛布をいつでも気持ちよく使うことができますよ。
この記事では、着る毛布の適切な洗濯頻度や汚れの原因、洗濯をするときのポイントについて紹介しています。
着る毛布を干す際には、肩幅が調整できるハンガーがあると乾きが速くなります。
肩幅が調整できることで、生地が重なりやすく乾きづらい脇の部分にも風が通ります。
また、肩の部分が立体的になっているハンガーだと、洗濯物の中にも風が通るので、洗濯物の内側も均等に乾きやすくなり、便利ですよ。
ポチップ
着る毛布を洗濯する頻度は週に1回がおすすめ
毎日着ている場合、洗濯する頻度は1週間に1回がおすすめです。
着る毛布は、毛布を身につけた状態で移動したり、生活したりできるので、普通の毛布よりも汚れが蓄積しやすいのです。
着る毛布は適宜洗濯してお手入れをすることで気持ちよく使うことができますよ。
日中は外出していて1日の着用時間が短い場合は、2週間に1回など、頻度を落としても大丈夫です。
着る毛布は家の中で使っていても汚れが蓄積する
着る毛布を使うのは家の中だけだし、そんなに汚れない気がするのだけど…。
着る毛布には、さまざまな汚れが蓄積しています。目に見えない汚れも付着していますよ。
着る毛布の使用場面は基本的に家の中。洋服の上から羽織っているので、そこまで汚れないように感じますよね。
しかし、着る毛布は家の中で使っているからこそ汚れやすいのです。
着る毛布は、体を包み込めるように、サイズは大きめで丈が長めに設計されているものが多いですよね。
そのため、裾が床についたり、引きずったりしてしまい、埃や髪の毛などがつきやすくなってしまいます。
最近は軽くて丈が短いデザインの着る毛布も増えました。動きやすいので、着たまま料理や掃除などの家事をしたり、食事をしたりしますよね。
着たまま家事や食事をすることで、汚れや洗剤、飲食物などがつく可能性がありますよ。
特にゆったりしている袖口は、手を伸ばした時に何かに触れたり、手洗いをするときに濡れたりしやすい部分です。
ふとした時に袖口が汚れていることに気付いた、という経験があるのは、私だけではないはず。
着る毛布は生地が厚いため、何か付着したり、濡れたりしても内側に影響がなく、気付きにくいですよね。
また、着たまま家事や食事をしないという場合でも、着る毛布には皮脂や汗などの見えない汚れが付着しています。
冬だから汗はかかないと思いがちですが、寒くても知らず知らずのうちに汗をかいたり皮脂が出たりしてるのですよ。
特に、袖口や襟元など、肌が毛布に直接当たる部分は汚れが蓄積しやすい部分なので注意が必要ですね。
高い頻度で洗うと摩擦により生地が劣化しやすくなる
着る毛布が汚れやすいなら、毎日とか2日に1回という頻度で洗ったらいいのかな?そのほうが清潔に使えるよね?
着る毛布を高い頻度で洗ってしまうと、生地が傷んでしまったり、ほつれが起きやすくなったりするのでおすすめできないんです。
さまざまな汚れがつくと分かったら、洋服と同じくらいの頻度で洗いたくなるかもしれませんね。
しかし、着る毛布を毎日、もしくは2日に1回などの高い頻度で洗うのは、おすすめできません。
洗濯の際に起こる摩擦によって生地の劣化を早めてしまう可能性が高まってしまうからです。
洗う頻度が高すぎると、生地の繊維がダメージを受けて、着る毛布の特徴であるふわふわ感がなくなってしまうことがあります。
それだけでなく、生地が薄くなってしまったり、ほつれの原因に繋がったりする可能性もあります。
また、洗濯後に十分に乾燥させることができずに、生乾きになってしまうことも考えられます。
生乾きの状態で使用してしまうと、雑菌が繁殖して嫌な臭いがしますよね。せっかく洗ったのに、臭くなってしまうなんて本末転倒…。
適切な洗濯の頻度でお手入れすることが、着る毛布の風合いや清潔感を保つ秘訣です。
1週間に1回の洗濯を基準に、着る毛布の着用時間や着用回数に合わせて洗濯の頻度を決めることをおすすめします。
着る毛布の洗濯は簡単!4つのポイントを押さえて
着る毛布を洗濯する頻度が分かったし、早速洗ってみようかな!普通に自宅にある洗濯機で洗っていいのかしら?
着る毛布はポイントを押さえれば、自宅でも簡単に洗濯することができますよ。
ポイントは以下の4つになります。これを押さえれば自宅での洗濯が可能になります。
- 洗濯表示を見て水洗いが可能かどうかチェックする
- 摩擦を防ぎ生地を守るために洗濯ネットに入れる
- 生地を優しく洗える中性のおしゃれ着用洗剤を使う
- 毛布の風合いを保つために風が通る場所で陰干しする
洗濯表示を見て水洗いが可能かどうかチェックする
着る毛布を洗う前には、必ず洗濯表示を見て、水洗いが可能かどうかを確認しましょう。
消費者庁の指示で分類されており、衣類の素材に適したお手入れ方法が記されているもの
どの衣類にも共通することですが、この洗濯表示を確認せずに間違ったお手入れをしてしまうと、素材を傷めてしまう原因になります。
具体的には、着る毛布のタグに以下のような洗濯表示があると自宅での洗濯が可能ですよ。
洗濯桶の中の数字は、液温の上限になっています。素材によって60、50、40、30と温度が表記されています。
どの液温でも、桶のマークがあれば洗濯機で洗濯することが可能ということになります。
着る毛布の多くは、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維でできています。
化学繊維製のものは、水洗いができるため、自宅でも簡単に洗うことができますよ。汚れたときに簡単に対処ができるのは嬉しいですよね。
製品によっては、カシミヤやウールなど天然素材を使用している場合があります。
天然素材のものは、保温性や通気性が高く、肌触りも良いというメリットがあります。その反面、水洗いができないなどの手入れのしにくさがあります。
水洗いができない製品には以下のような洗濯表示がついています。
水洗いできない素材のものを水洗いしてしまうと、せっかくの素材の良さをなくしてしまうことになります。
そうならないようにするためにも、洗濯をする前に洗濯表示を確認しましょう。
カシミヤやウールなど水洗いができない素材を使用している着る毛布は、クリーニングに出してお手入れをしてくださいね。
摩擦を防ぎ生地を守るために洗濯ネットに入れる
着る毛布を洗濯機で洗濯するときには洗濯ネットに入れて洗いましょう。
洗濯ネットは、洗濯をする際に、衣類が引っ張られたり絡まったりすることを防ぐ役割があります。
着る毛布を洗濯ネットに入れて洗うことで、生地同士の摩擦や、洗濯機内部との摩擦を抑えることができます。それだけではなく、毛玉やほこりの付着を防ぐ役割もありますよ。
洗濯ネットに入れる際には、以下の2つに気をつけると、さらに洗浄力をアップさせることができます。
①洗濯ネットには着る毛布のみ入れる
洗濯ネットに入れる際には、着る毛布のみ入れましょう。1つのネットにつき、1着の衣類を入れることが洗濯ネットの基本的な使い方です。
1つの洗濯ネットにたくさんの衣類を入れてしまうと、洗濯ネットの中で摩擦が起きてしまいます。また、衣類が絡まってしまう原因にもつながってしまいます。
②着る毛布のサイズに合った洗濯ネットを使う
洗濯ネットは、着る毛布のサイズに合わせたものを使ってくださいね。
洗濯ネットのサイズが大きすぎると、ネットの中で着る毛布が動きすぎてしまい、摩擦が起きてしまいます。
また、洗濯ネットが小さすぎると、ネットの中で着る毛布がぎゅうぎゅうになってしまい、十分に洗剤や水が行き届かなくなってしまいます。
生地を優しく洗える中性のおしゃれ着用洗剤を使う
生地を優しく洗うために、中性のおしゃれ着用洗剤を使うのがおすすめです。普段の洗濯で使う弱アルカリ性洗剤にはない、型崩れや色あせなどの防止効果があります。
また、柔軟剤を使うとふんわりとした仕上がりになり、着心地が良くなりますよ。静電気抑制効果もあるので、静電気が気になる際には柔軟剤も合わせて使用することをおすすめします。
毛布の風合いを保つために風が通る場所で陰干しする
着る毛布の洗濯が終わったら風通しの良い場所で陰干しをしましょう。
日光に当てながら乾かすと、紫外線の影響や過度な乾燥によってゴワゴワとした仕上がりになってしまいます。
陰干しであっても、風通しの良い場所であれば、生乾きになることもないので安心してくださいね。
また、乾燥機の使用も避けてくださいね。乾燥機を使用すると、天日干しと同様、必要以上に水分を奪ってしまいます。
また、熱で乾燥させるため、生地の劣化につながってしまう可能性もあります。
陰干しをする際には、風通りを意識して干すことで着る毛布が乾きやすくなりますよ。
肩の部分が立体的になっていると、生地と生地の間に隙間ができて風が通りやすくなります。
いや〜な生乾き臭を寄せ付けないためには、立体ハンガーを使って干すことをおすすめします。
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着る毛布の洗濯はコインランドリーでも可能!
水洗い可能な着る毛布は、もちろんコインランドリーでも洗濯できます。
コインランドリーにある洗濯機は10kgから22kgまで、さまざまなサイズがあります。洗濯物の量に応じてサイズを選べることがメリットの1つですよね。
家庭用の洗濯機の最大サイズが12kgなので、かなり大きいサイズの洗濯機が使用されていることになります。
値段は洗濯のみだと、1,000円以下に抑えられる場合が多いですよ。
私も、洗濯物が大量に溜まってしまった時にコインランドリーで一気に洗濯をすることがあります。
一回の洗濯で全ての洗濯物を洗うことができるので、洗濯物も気持ちもすっきりしますよ。
着る毛布は家庭で洗濯ができますが、以下の場面では、コインランドリーの使用をおすすめします。
- 家族分の着る毛布をまとめて洗いたい
- 長期保管前にしっかり洗いたい
- 着る毛布に頑固な汚れが付いている
家族分の着る毛布をまとめて洗いたいときには、コインランドリーを利用しましょう。
着る毛布は生地の特性上、嵩張りやすく、家庭用の洗濯機で洗うには1〜2枚が限度です。
家族分をまとめて洗おうと洗濯機にぎゅうぎゅうに詰めてしまうと、洗剤や水が十分に行き届かず、しっかりと洗えなくなってしまいます。
洗濯物の量に合わせた容量の洗濯機を選び、まとめて洗いましょう。
また、店舗によっては、温水で洗濯できる洗濯機を取り扱っているコインランドリーがあります。
長期保管の前などには、温水で洗うことをおすすめします。温水で洗うことによって、汚れの原因である皮脂が溶けて汚れ落ちが良くなりますよ。
それだけではなく、お湯は洗剤の働きをよくしてくれるため、水で洗うよりも手早くすっきりと洗うことができますよ。また、雑菌繁殖を防ぐ働きがあるのも温水洗濯の良さです。
ただし、温水洗濯ができない素材の着る毛布もありますので、必ず洗濯表示を確認してから使用しましょう。
コインランドリーで洗濯する場合でも、自宅での洗濯と同様に乾燥機の使用は避けてくださいね。
まとめ
- 着る毛布を毎日着ている場合、洗濯する頻度は週に1回がおすすめ
- 着る毛布は飲食物や埃、洗剤、皮脂や汗などさまざまな汚れが付着するため、適切な頻度で洗濯する
- 洗濯する頻度が高すぎると、生地の劣化を早めてしまう原因になる
- 着る毛布を洗濯する際には、事前に洗濯表示で水洗いができるかを確認する
- 着る毛布の大きさに合わせた洗濯ネットを使用し、中性のおしゃれ着用洗剤で洗うことで生地を守りながら優しく洗濯することができる
- 着る毛布は陰干しで乾かすことで、風合いを保つことができる
- 水洗い可能な着る毛布はコインランドリーでも洗濯できる
着る毛布は、保温性が高く肌ざわりがよいため、寒さ厳しい冬を乗り切るのに手放せないアイテムです。
毎日手軽に着られるからこそ、知らず知らずのうちにさまざまな汚れがついてしまいます。
ポイントを押さえて適切な頻度で洗濯をすることで、毎日気持ちよく着る毛布を使えますね♪
着る毛布を洗った後、乾きが速くなれば、洗濯するハードルも下がりますよね。
速く乾かすためには、洗濯物に合わせて肩幅を調整することで、できるだけ生地が重なる部分を減らすことが大切です。
肩の部分が立体的で肩幅が調整できるハンガーがあると、陰干ししている着る毛布の内部にも風が通り、乾きやすくなりますよ。
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