スニーカーを洗うとなんだか嫌な臭いがするんだけどどうしてかしら?
こういった悩みはありませんか?スニーカーを洗ったときにする臭いは、生乾きによる雑菌の繁殖が原因です。
スニーカーの生乾き臭は、洗うときにきちんと汚れが落ちていないことと、乾燥に時間がかかることで起きてしまいます。
夏は汗もたくさんかくのでスニーカーが汚れやすく洗うことも多いと思います。
「洗ったはずのスニーカーがなんだかくさいんだけどどうしよう」「スニーカーの臭いを簡単に消す方法はないのかな?」
大丈夫です。この記事を読めば、スニーカーの生乾き臭を防ぐ洗い方と、スニーカーの臭い対策がわかりますよ。
おしゃれは足元からですよね。きれいなスニーカーを履いてお出かけしましょう。
スニーカーを洗うと生乾き臭がする原因は雑菌だった!
スニーカーの生乾き臭の原因は雑菌の繁殖によるものなんです。
せっかく洗ったのにくさいなんてショックですね。生乾き臭を防ぐために臭いの原因と、正しいスニーカーの洗い方について説明していきます。
まず、どうして洗ったばかりなのに雑菌が繁殖してしまうのか理由についてお話ししますね。
- 洗い方やすすぎが足りず、皮脂などの汚れがきちんと落ちていない
- 乾かすのに時間がかかりすぎて、雑菌が繁殖してしまう
主な原因はこの2つになります。雑菌は湿度の高い状態を好むため、皮脂汚れや石鹸カスなどの汚れがあると、湿った状態のスニーカーの中で繁殖してしまうというわけです。
生乾き臭を防ぐには、スニーカーの汚れをしっかり落として、短時間で乾かすのがポイントになりますよ。
スニーカーを洗うときと乾かし方のポイント
では、実際にスニーカーを洗うときの手順を確認しながらポイントをみていきましょう。
- よく泡立てた洗剤で、スニーカーの隅々までしっかりブラシで洗う
- 汚れを残らず洗い流すために、すすぎをしっかりとする
- 洗ったスニーカーは短時間で乾かす
よく泡立てた洗剤で、スニーカーの隅々までしっかりブラシで洗う
まずスニーカーをお湯で予洗いしてから、しっかり泡立てた洗剤で洗いましょう。
スニーカーの皮脂汚れは冷水では落ちづらいので、お湯で洗うのがおすすめです。
お湯の方が洗剤の泡立ちも良くなり、皮脂や泥汚れが落ちやすくなります。
汚れを残らず洗い流すために、すすぎをしっかりとする
汚れを落としたらしっかりすすぎを行いましょう。
ここで石鹸カスや汚れが残っていると雑菌が繁殖し、臭いの原因になりますので気をつけてくださいね。
洗ったスニーカーは短時間で乾かす
最後に1番大事なポイントです。洗ったスニーカーは短時間で乾かしましょう。
なぜなら、雑菌は湿度の高い状況で繁殖し続けてしまうからです。
例えば、天気が悪い日、湿度が高い日、部屋干し乾燥をするときなどは注意が必要です。
すべてスニーカーを乾かすまでに時間がかかってしまいます。
できれば天気の良い日に、風通しの良い場所で、短時間で乾かすのがおすすめですね。
□おすすめの脱水方法□
スニーカーを洗った後、そのまま干すと乾くまでに時間がかかってしまいますよね。
タオルで水分を拭き取ってから干すだけでも、ずいぶん乾燥時間を短縮することができます。
おすすめの脱水方法は洗濯機を使ったやり方です。
- 洗い終わったスニーカーをバスタオルで包む
- タオルに包んだスニーカーを洗濯ネットに入れる
- 洗濯機に入れて脱水を3分する
簡単ですよね。私も早速やってみましたが、すごく簡単なのにしっかり脱水できていました。
洗濯機がガタガタするかな?とも思いましたが、そんなこともなく静かに脱水できましたよ。
乾燥時間の短縮にもなりますので、ぜひやってみてくださいね。
しかし、気をつけていても生乾き臭が残ってしまった場合はどうしたら良いのでしょうか?
生乾き臭が残ってしまった時の改善方法について次にお話ししていきますね。
生乾き臭が残ってしまったらどうしたらいいの?
一度生乾きの臭いがついてしまうとなかなか取れないんですよね。
生乾き臭を消すおすすめの洗い方は、熱めのお湯+酸素系漂白剤のつけおき洗いです。
酸素系漂白剤にはワイドハイター、オキシクリーンなどがあります。
商品の後ろに表示がありますので確認してみてくださいね。
同じ漂白剤でも塩素系漂白剤と書いてあるものは、スニーカーの色落ちや傷める可能性があるので避けましょう。
熱めのお湯に酸素系漂白剤を溶かし、その中に30分から1時間ほどつけおきします。
その後しっかりすすぎ、風通しの良いところで乾かせば生乾き臭も気にならなくなるはずですよ。
干す前にしっかり脱水することも忘れないようにしましょうね。
スニーカーを洗うときに重曹を使ってみよう
重曹を使ってスニーカーを洗うのは生乾き臭を防ぐのにおすすめです。
重曹には消臭、殺菌効果があるからです。後でお話ししますが、重曹は汗の臭いを取り除く効果もあります。
スニーカーの中に入れておくと、汗や皮脂汚れによる臭いを防ぐことができます。
また、重曹は細かい粒子でできているのでクレンザーのように研磨することもでき、汚れを落としやすいです。
重曹はお料理にも使えるものですから、手や体に害も少なく環境にも優しいのが嬉しいですよね。
それでは、重曹を使ったスニーカーの洗い方について説明しますね。
重曹を使ったスニーカーの洗い方
- 45度程度のお湯を洗面台にはり、重曹を入れる(1Lのお湯に対して重曹大さじ3杯程度)
- 洗濯用洗剤をキャップ1杯程度入れる
- 重曹と洗剤をお湯に溶かし、その中にスニーカーを浸して1時間ほど放置する
- 1時間後スニーカーを確認し、汚れが残っているところがあれば歯ブラシに重曹ペーストをつけて洗う (重曹ペーストは大さじ4杯ほどの重曹に大さじ1杯の水を混ぜれば完成)
- しっかりとすすぎ、風通しの良いところで乾かす
洗面台でなくても、洗面器やバケツでも代用できます。
重曹は100均でも買えますし、残ってもお掃除など様々な用途で使うことができますよ。
洗濯用液体洗剤があればすぐに洗うことができるので、一度重曹を使ってみてくださいね。
スニーカーを洗う以外の臭い対策おすすめ4選!
スニーカーの臭いが気になったら洗うのが1番良いですよね。
ただ洗う時間がない時もありますし、乾くのにも時間がかかってしまいます。
そんなあなたに、洗う前にできるスニーカーの消臭対策をお教えします。
- 日光にあてる
- 消臭グッズを使う
- 重曹を使う
- スニーカーの中に新聞紙を入れる
日光にあてる
道具も必要なく最も手軽にできる方法が、スニーカーを日光にあてる方法です。
数時間天日干しにするだけで、スニーカーの乾燥と消臭ができますよ。
ベランダや玄関先に出しておくだけなのでとても簡単ですね。
ただ直射日光に当てすぎると、スニーカーの生地を傷めることになりますので注意しましょうね。
消臭グッズを使う
靴の消臭グッズは、スプレータイプやパウダータイプ、ボール型などさまざまなものが売られています。
100均で買えるものもあるので一度試してみてはいかがでしょうか?
手軽に使えますし、すぐに消臭したい時やお出かけ前などに使うと便利ですね。
私はスプレータイプとボール型の消臭グッズを使っています。
ボール型は、スニーカーを脱いだ後にポンと入れるだけで簡単です。
スプレータイプはスニーカーを脱いだあとにスプレーするのはもちろん、スニーカーを履く前にスプレーすると臭い予防にもなるのでおすすめですよ。
重曹を使う
先ほどお話しした重曹はスニーカーの消臭剤として使うこともできます。
使い方は簡単です。お茶用の不織布パックや、古くなったストッキングにつめてスニーカーの中に入れておくだけです。
消臭効果でスニーカーの臭いを消してくれます。
また重曹には吸湿効果もあるので、スニーカーの湿気を取ってくれて雑菌が繁殖するのを防いでくれます。
スニーカーの中に新聞紙を入れる
新聞紙は湿気を吸い取ってくれる効果があります。
雨で靴が濡れてしまった時などによく新聞紙を丸めて入れたりしますよね。
新聞紙には消臭効果もありますので、スニーカーの臭い対策にはおすすめです。
古新聞を使えばお金もかからないのでおすすめですよ。
ただし、湿気を吸った新聞紙をずっとスニーカーの中に入れておくと、雑菌の繁殖に繋がりますので、時々交換しましょうね。
同じスニーカーを2日続けて履かないようにしたり、すぐに下駄箱にしまわないようにしたりすることも臭い対策になります。
まとめ
- スニーカーを洗うときに発生する生乾きの臭いは、雑菌の繁殖が原因
- 雑菌の繁殖は、スニーカーの汚れが落ちていないことと、乾燥に時間がかかることで起きる
- スニーカーを洗うときは、お湯で汚れを残らず洗い、すすぎをしっかりすること
- スニーカーを洗ったあとは、短時間で乾かすことが生乾き臭を防ぐポイント
- 重曹には消臭、殺菌効果があるのでスニーカーを洗うのにおすすめ
- スニーカーの消臭には、消臭グッズを使ったり、スニーカーの中に新聞紙を入れたりすると良い
スニーカーの洗い方や、消臭対策についてご紹介しました。
毎日履く機会の多いスニーカーですので、生乾き臭や嫌な臭いを防ぐことができると嬉しいです。
お気に入りのスニーカーを履いてお出かけしてくださいね。
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