朝プロテインだけにすると太ると言われる理由を解説!効果3つもご紹介

朝をプロテインだけにするダイエットは、簡単なので朝食を食べられない場合や時間がない場合におすすめです。

しかし、朝にプロテインだけにした場合、お昼前にお腹が空いてしまい間食して太る恐れがあります。

間食しなかったとしても、朝にプロテインだけ飲んでいる時は痩せられますが、減量後に通常の食事に戻すとリバウンドしてしまう可能性があります。

プロテインだけにすることで、栄養バランスが崩れることも太る原因として考えられますが、パンやバナナなどと組み合わせることで痩せる効果もあります。

また、人によって効果に差はありますが、朝にプロテインだけにするのに向いている人がいますのでご紹介します。

この記事を読んで、太ると言われる理由を理解し、上手にプロテインを活用してスリムを目指しましょう!

朝にプロテインだけにして太ると言われる原因は5つ!

朝にプロテインだけを飲んで済ませられるなら、簡単で実践してみたいと思いますよね。

私も、プロテインはたくさん種類があり、飽きずに続けられそうだなと思っていました。

しかし、朝にプロテインだけにするダイエットは、太るとも言われています。

その理由は朝にプロテインだけで済ませるのは以下の5つのデメリットがあるためなのです。

では、朝をプロテインだけにすることによるデメリットを1つずつご紹介していきます。

朝をプロテインだけにすると栄養バランスが悪くなる

朝をプロテインだけにしてしまうと、その他の栄養素を摂取することができず、エネルギー不足になってしまいます。

プロテインの主な成分はタンパク質で、脂質や糖質はほとんど含まれていません。

しかし、タンパク質は糖質や脂質が無ければエネルギーとなることができません。

朝にプロテインだけでは、せっかく摂取したタンパク質をエネルギーにできないのです。

そのため、エネルギーとするためにはプロテインだけではなく、糖質や脂質を別で摂取する必要があります。

たしかに、プロテインだけにすると通常の朝ご飯に比べて、栄養バランスに偏りが出てしまいそうですよね。

糖質はご飯やパンといったイメージがありますが、ダイエット中には食物繊維が多く含まれた食品がおすすめです。

また、ダイエット中は良質な脂質を摂取することがおすすめですよ。

朝にプロテインを飲む場合には、栄養バランスを考慮し、脂質や糖質の含まれた食品を一緒に摂取するようにしたいところです。

プロテインだけではお昼前にお腹が空きやすい

朝をプロテインだけにした場合、お昼前にお腹が空いてしまう可能性があります。

プロテインは、腹持ちの良いものではありません。

脂質が含まれていると消化に時間がかかるのですが、プロテインにはほとんど含まれていないため短時間で消化が進みます。

もともとプロテインには食欲を抑える効果がありますが、短時間で消化されるため次の食事の時間まで効果が持続するとは限りません。

私なら、次の食事まで食べる暇がないといった状況であれば良いですが、そうで無ければ我慢できず昼食前に間食してしまいそうです。

そうなってしまっては、プロテインだけにして摂取カロリーを抑えた意味が無くなってしまいますよね。

空腹によって余計なカロリー摂取を招いてしまう可能性があるので、注意が必要です。

ダイエットをやめた時のリバウンドのリスクが高まる

朝をプロテインだけにすると太ると言われる1番の理由はこのリバウンドです。

プロテインだけ飲んでいる時は痩せられますが、減量後に通常の食事に戻すとリバウンドしてしまうリスクが高まります。

また、プロテインだけの場合空腹の時間が長くなりストレスが溜まります。

そのため、暴飲暴食をしやすい状態になってしまうので、減量後はより注意が必要なのです。

せっかく痩せてもリバウンドしてしまったら、せっかくの努力も水の泡ですよね。

そのため、プロテインだけに頼ったダイエットは、減量中だけでなく減量後も食事のコントロールが必要ということなのです。

食事コントロールが難しくなるデメリットがあることを念頭に実施する必要がありますね。

タンパク質量が増加することで腸内環境が悪くなる

プロテインはタンパク質ですので、プロテインを飲むことによって体内のタンパク質量が増加します。

体内のタンパク質量が増加した状態が続くと、腸内環境が悪化する恐れがあります。

タンパク質は腸内の悪玉菌の栄養素であるため、悪玉菌が増殖しやすい環境を作ってしまいます。

そのため、悪玉菌にばかりに栄養を供給し、善玉菌が劣勢となるために腸内環境の悪化を招きます。

私は便秘になりやすい体質なので、これ以上の腸内環境の悪化は避けたいところです。

プロテインでダイエットする際は、腸内環境を整えてくれる乳酸菌や食物繊維を一緒に摂取する必要がありますね。

乳酸菌であれば、ヨーグルトや乳酸菌飲料、チーズが朝に取り入れやすくおすすめです。

食物繊維は果物や大豆に含まれているので、積極的に取り入れて腸内環境を整えるように意識しましょう。

体が冷えやすく温まりにくくなる恐れがある

プロテインは冷たい水や牛乳で溶かすことができるため、すぐに作ることができ便利です。

しかし、冷たいまま摂取すると体温が下がり、体が冷えやすい状態になってしまいます。

体の冷えはダイエットの大敵とよく聞きますよね。

また、朝食をしっかり食べた場合に比べてエネルギーが消費されず、体が温まりにくくなってしまいます。

体が冷えやすく体が温まりにくいとなると、エネルギー消費量が減少し、痩せにくい体になり太る可能性があります。

私はダイエットする時、体を冷やさないように温かいものを飲むようにしていました。

体を冷やさないように、プロテインを温めて飲むなどの工夫をすると良いですね。

体を冷やさず、温まりやすい体を作るためには、プロテインだけの摂取は控えましょう。

朝にプロテインだけ摂取することによるデメリット5つをご紹介しました。

プロテインだけでは、体に悪影響となる可能性があるとわかりましたね。

しかし、プロテインを飲むことが太るというわけではありません。

朝にプロテインだけにした場合のメリットももちろんあります。

では、朝にプロテインだけにした場合の効果をご紹介していきますね。

朝にプロテインだけにしたときの効果とは?3つご紹介

そうですよね。ダイエットをする上でデメリットが多いように思いますよね。

朝にプロテインだけにした場合の効果はもちろんあります。

そのためにプロテインは多くの人がダイエットで使用しているのです。

私の周りにもプロテインを活用してダイエットをしている人は数人いて、成功している人もいますよ。

朝にプロテインだけにした場合の効果は3つあるのでご紹介します。

では、この3つの効果を1つずつ詳しく解説しますね。

朝をプロテインだけにするとカロリーを抑えられる

朝をプロテインだけにすることで、摂取カロリーを抑えることができます。

プロテインにはタンパク質が多く含まれており、脂質や糖質が少ないためカロリーが少ないのです。

朝ごはんとしてよく食べられている、おにぎりやパンで比較してみましょう。

	プロテイン1杯	おにぎり1個	食パン1枚(6枚切り)
カロリー	110kcal	215kcal	158kcal
タンパク質	20.0g	3.24g	5.58g
脂質	1.9g	0.36g	2.64g
糖質	3.3g	47.28g	28.02g

表を見ると、プロテイン1杯にすると、摂取カロリーが少なくできることがわかりますね。

食パン1枚と比べるとあまり変わらないように思いますが、食パンを食べる際には、バターやジャムなどで食べることが多いですよね。

その摂取カロリーも足して考えると、プロテインのカロリーは低いと感じませんか？

私はカロリーがこれだけ違うと、簡単に摂取カロリーを減らせて魅力的だと思います。

ダイエット効果があると言われる理由は、朝ご飯をプロテインにすることで、摂取カロリーが減らせるためだとわかりました。

朝の摂取カロリーを抑えたいと思っているあなたは、プロテインだけにして摂取カロリーを抑えるこの効果を活用したいですね。

タンパク質の食事誘発性熱産生効果で代謝を上げられる

タンパク質は食事誘発性熱産生(DIT)を上げる効果があります。

食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が熱となって消費されるため、食事後は、安静にしていても代謝量が増えます。

この代謝量が増加することを食事誘発性熱産生(DIT)と言います。

つまり、朝にタンパク質を摂取すると、食事誘発性熱産生(DIT)を上げてくれるため、1日のエネルギー消費量が増加しやすくなるのです。

摂取しただけで代謝を上げてくれるなんて、こんな嬉しい効果はありませんよね。

食事誘発性熱産生(DIT)は、脂質や糖質にも上げる効果がありますが、上げる割合が違います。

	食事誘発性熱産生(DIT)	摂取カロリー(1gあたり)
タンパク質	30％	4kcal
脂質	4％	9kcal
糖質	6％	4kcal

表を見ると、脂質や糖質に比べてタンパク質が食事誘発性熱産生(DIT)を上げる効果が高いことがわかります。

私は、脂質・糖質と比べてこんなに違うのかと驚きましたが、あなたはいかがですか?

プロテインはダイエットの効果があると言われている理由がわかりましたよね。

プロテインの食事誘発性熱産生(DIT)を活用して代謝を上げて、エネルギー消費量を上げていきましょう。

プロテインは食欲が抑えられるためダイエット効果あり

プロテインにはグレリンというホルモンを抑えることができるため、食欲を抑える効果があります。

このグレリンは、胃から産生されるホルモンで、食欲を増加させる働きを持つホルモンです。

プロテインはこのグレリンを抑えられるため、ダイエット効果があると言われているのです。

私は、プロテインを飲むだけで食欲を抑えられるなんて、ありがたい飲み物だと思いました。

プロテインはダイエットに打ってつけの飲み物と言えますね。

私もこんな嬉しい効果ある朝プロテインだけダイエット、魅力的だなと思いました。

しかし、デメリットがあるのも事実なので、上手にプロテインを活用していきたいものです。

では、以上のデメリットとメリットを踏まえて、プロテインだけダイエットに向いている人をご紹介していきますね。

朝にプロテインだけ摂って痩せる!向いている人を紹介

朝にプロテインだけにした場合のデメリットとメリットをご紹介しました。

デメリットやメリットを踏まえると、朝をプロテインだけにして痩せる人、つまり向いている人がいることがわかりましたよ。

これからご紹介しますので、あなたに当てはまるかどうかを確認してみてください。

朝食をいつも食べていない人は向いている!

朝食を食べない理由はいくつかあると思いますが、いつも食べていないという人はプロテインだけでも摂取すると良いですよ。

今まで食べていなかったのに、プロテインを摂取するようになったら太るのでは?と思いがちです。

私も朝に食べるのが苦手で食べないことが多かったのですが、以下のデメリットを知って食べるようにしようと心を入れ替えました。

私が朝食を食べようと思ったのは、1日の消費カロリーが減ってしまうなど2つのデメリットを知ったからです。

朝食を食べない時のデメリットを1つずつ詳しく紹介していきます。

1日の消費カロリーが減ってしまう

朝食を抜いてしまうと、エネルギー不足となり活動的に動くことができず、1日の消費カロリーが減ってしまいます。

人間の体は寝ている間にもエネルギーを消費しているため、朝の体はエネルギー不足の状態です。

つまり、午前から活動するためには、朝食を摂取しエネルギーを得る必要があるのです。

高カロリーの朝食を摂取すると低カロリーの朝食を摂取した人に比べて、1日の消費カロリーが2倍だったという研究結果も出ていますよ。

そのため、摂取しない場合と比べたときの1日の消費カロリーに違いがあることは一目瞭然ですよね。

朝食を食べず摂取カロリーを抑えても、朝食を食べている人に比べて消費カロリーが減り太りやすい体質になってしまいます。

昼食の栄養を吸収しやすくなってしまう

朝食を抜いてしまうと最後の食事が前日の夕食となるため、食事と食事の間隔が空いてしまいます。

時間が空きすぎてしまうと、体が栄養を吸収しやすい状態になってしまうのです。

また、この栄養を吸収しやすい状態というのは、脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。

そんな状態で、昼食をたくさん食べてしまうと、昼食の栄養が全て吸収されてしまうことになります。

朝食を摂取せず、昼食に気を使わず食べてしまうと、どんどん栄養を蓄えて太りやすい状態になってしまいますよ。

こんなデメリットがあると知ると、朝食を食べずに過ごすことが恐ろしく感じませんか?

このデメリット2つを踏まえて考えてみると、朝食を抜いている人がプロテインだけでも摂取するようになると、こんな効果を期待できます。

この効果のおかげで、プロテインを朝食に取り入れても痩せることに繋がるのです。

朝食には予想以上の効果があり、プロテインだけでも取り入れてみたくなりますね。

朝食をいつも食べていないという人は、朝にプロテインだけダイエットに向いている人と言えますよ。

朝食が炭水化物だけという人はプロテインだけでもOK♪

朝食はおにぎりやトースト、菓子パンなど、糖質中心のメニューになりがちですよね。

いつもお米やパン中心で、そのほかの物を摂取していないという人は、プロテインだけに変更しても現時点の栄養バランスと大きな変化がありません。

むしろ糖質をタンパク質に変更すると、プロテインの摂取で得られる効果を活用し痩せることができます。

私はパン派で、パンだけの朝食が大半なので、プロテイン効果を得られるタイプに当てはまります。

私と同じようにお米だけ又はパンだけというあなたは試してみる価値ありですよ。

朝食はお米だけ又はパンだけという場合は、ぜひプロテインに置き換えてカロリーを減少させ、スリムを目指してみましょう。

朝は食欲がなく食事まで時間がかかる人にもおすすめ!

朝食を食べる時間には最適な時間があり、起きてから30分後と言われています。

この最適な時間に朝食を食べれていない場合は、朝にプロテインだけ飲むのがおすすめですよ。

起きてから30分後が推奨されているのには理由があります。

この時間に朝食を摂取することで体内時計がリセットされ、代謝が活発になり太りにくい、痩せる体を作れるのです。

また、一般的な昼食の時間が12時ということから、遅くても9時までに食べると良いとも言われます。

つまり、朝食は起きてから30分後、遅くても9時までに食べると良いということになりますね。

しかし、その時間に朝ごはんを食べるのが難しい人もいます。

私は、朝起きてすぐは食欲がわかず、30分後に食事を摂ることが難しい体質です。

あなたは起きて30分後、9時までにご飯を食べることができますか?

朝に食欲や時間がないというあなたでも、プロテインだけなら摂りやすいですよね。

私と同じように食欲がわかない人や朝は忙しく9時までに朝食を摂るのが難しい人は、プロテインだけダイエットに向いていると言えますよ。

プロテインだけダイエットが向いている人をご紹介しましたが、あなたは当てはまりましたか?

私はバッチリ当てはまるタイプだったので、より試してみたくなりました。

私と同じように当てはまるという人は、ぜひ朝にプロテインだけダイエットを試してみましょう。

当てはまるという人は痩せる効果だけでなく、1日を健康的に過ごすことにも繋がるのでおすすめですよ。

まとめ

• 朝をプロテインだけにすると、栄養バランスや腸内環境の悪化を招き太る可能性がある
• プロテインだけ飲んでいる時は痩せるが、通常の食事に戻すと太るリスクが高まる
• プロテインを冷たいまま摂取すると体温が下がり、体が冷えやすくなる
• プロテインにはタンパク質が多く含まれ脂質や糖質が少ないことにより、カロリーが少ないためダイエット効果がある
• 朝にプロテインを摂取すると食事誘発性熱産生(DIT)を上げてくれるため、1日のエネルギー消費量が増加しやすくなる
• 朝食に炭水化物だけを摂取していない、朝食を食べていない、朝は食欲がないという人は、朝をプロテインだけにすると痩せる、向いている人と言える

朝をプロテインだけにするのは太ると言われますが、向いている人にとってはとっておきのダイエット法になります。

プロテインは忙しい中でも簡単に作れることから時短にもなるので、ぜひ活用していきたいですよね。

ぜひ、プロテインを活用して、健康的にスリムを目指しましょう!